特集お米がうまくてたまらない

2026.10.20

太白胡麻油でニンジンの魅力を引きだす。注目の「sarkara」大井シェフ、「.BREAD」大澤シェフの新作キャロケレシピを公開!


新作が登場!注目のこの人のキャロットケーキレシピ

パティスリーとブーランジュリーの気になるあのシェフのキャロケ。新作のレシピをお届けします。

[ sarkara ] 大井博司シェフのキャロットケーキ

9月にオープンしたセカンドブランド「neu(ノイ)」の注目商品。シンプルなおやつっぽさを大切にしながら、トンカ豆などのスパイスや3種類の糖とニンジンの甘みを重ねた表現が大井シェフならでは。

RECIPE

キャロットケーキ生地

材料/42個分

キャロットケーキ生地(56.5cm×36.5cmカードル1台分)
全卵…360g キビ砂糖…216g ブラウンシュガー…108g ハチミツ…45g 塩…5.4g ニンジンペースト(解凍する)…396g 太白胡麻油…234g アーモンドパウダー…72g 薄力粉*…360g プードル・ア・クレーム*…45g ベーキングパウダー*…10.8g 重曹*…3.6g シナモンパウダー…3.6g ナツメグパウダー…0.9g カルダモンパウダー…0.72g トンカ豆パウダー…0.54g クルミ(ロースト)…126g オレンジの皮のすりおろし…9g 紅茶プルーン(下記)…252g
*合わせてふるい、スパイスと泡立て器で混ぜ合わせる

  1. ミキサーボウルに全卵とキビ砂糖、ブラウンシュガー、ハチミツを入れ、湯煎にあてて泡立て器で混ぜながら35℃まで温める。
  2. ①に塩、ニンジンペーストを加えて混ぜ、太白胡麻油も加えて混ぜる。混ぜ終えた時点で35℃になるように調整する。
  3. 湯煎からはずし、ホイッパーを装着して中高速で立て、すぐにアーモンドパウダーを加えてもったりするまで立てる。
  4. 粉類とスパイスを加えて泡立て器で混ぜ、ある程度混ざったら、クルミとオレンジの皮のすりおろし、刻んだ紅茶プルーンを加えてゴムベラで混ぜる。
  5. 天板に紙を敷き、カードルを置く。④を流し入れ、大きなカードで均す。
  6. 150℃のコンベクションオーブンで約37分焼く。
  7. 生地にフロスティング(下記)をのせ、L字パレットナイフで均しながら、斜めに自然なラインをつける。
  8. 波刃包丁で8cm×6cmにカットする。
ニンジンは市販の冷凍ペーストを活用。ナチュラルな甘みがしっかりあり、味にブレがなく使い勝手もいい。

RECIPE

紅茶プルーン

材料/42個分

アールグレイ茶葉…9g 水…300g ブラウンシュガー…30g セミドライプルーン…250g

  1. アールグレイ茶葉と水を沸かし、火をとめてフタをして15分抽出する。漉して230g計量する。
  2. ①とブラウンシュガー、セミドライプルーンをBrix55%まで煮る。冷蔵庫で一晩漬ける。

RECIPE

フロスティング

材料/42個分

クリームチーズ…1000g 粉糖…225g サワークリーム…350g レモンの皮のすりおろし…20g レモン果汁…40g

  1. ミキサーボウルにクリームチーズを入れ、ビーターを装着して高速で立てる。
  2. なめらかになったら、粉糖、サワークリームを順に加えて立てる。
  3. レモンの皮のすりおろしを加えて混ぜ、レモン果汁を少しずつ加えて混ぜる。
大井博司
1988年、岐阜生まれ。(株)モンサンクレールに15年間在籍し、モンサンクレールのスーシェフも務める。2024年に「sarkara」を開業。9月16日に東京駅構内「グランスタ東京」にセカンドブランド「neu sarkara」をオープン。

SPOT

sarkara

所在地:東京都世田谷区下馬2-36-1
電話:03-6804-0646
営業時間:10:00~18:00
休業日:火基本
Instagram@sarkara.tokyo

[ .BREAD ] 大澤秀一シェフのキャロレン

発酵生地でつくる“キャロットシュトーレン”は、パン職人ならではの発想。フィリングはニンジンオンリーで、切り方や味つけの変化で、まるでナッツやフルーツのような多くの表情をもたせる。

RECIPE

中種

材料(ベーカーズ%)

強力粉…25% 薄力粉…25% セミドライイースト(ゴールド)…2% 牛乳…23% 全卵…15%

  1. 【ミキシング】 全材料を1速で10分
  2. 【発酵】 30℃で30分

RECIPE

本ごね

材料(生地はベーカーズ%、フィリングは生地1kgに対して)

強力粉…25% 薄力粉…25% キビ砂糖…10% 塩…1.5% 牛乳…5% ニンジンのみじん切り(下記)…20% 太白胡麻油…35%
フィリング[ニンジンのオレンジ味…200g ニンジンの柚子味…100g ニンジンのショウガ味…100g ニンジンのキビ砂糖味…100g ニンジンの皮…50g ニンジンのみじん切り…200g ニンジンの葉…50g シナモンパウダー…2g ナツメグパウダー…1g カルダモンパウダー…1g]

  1. 【ミキシング】 生地の全材料を1速で4分→2速で4分→フィリングの全材料を加える
  2. 【発酵】 30℃で30分
  3. 【分割】 200g
  4. 【ベンチタイム】 30分
  5. 【成形】 シュトーレン形
  6. 【最終発酵】 30℃で15分
  7. 【焼成】 上火190℃/下火200℃で20分→オーブンからだして太白胡麻油(分量外)をハケでぬる→オーブンにもどして5分→すましバター(分量外)にくぐらせて冷ます

RECIPE

仕上げ

材料/基本の分量

アイシング
粉糖…10g 卵白…2g レモン汁…少々

  1. アイシングをつくる。粉糖と卵白を混ぜ合わせ、レモン汁を加えて混ぜる。
  2. 生地の全面に①をぬる。

フィリング

ニンジンのオレンジ味
細切りにしたニンジンをオレンジジュースと煮詰める

ニンジンの柚子味
スライスしたニンジンを柚子果汁と煮詰める

ニンジンのショウガ味
約5mm角にきざんだニンジンをショウガのすりおろしと混ぜる

ニンジンのキビ砂糖味
細切りにしたニンジンを太白胡麻油とキビ砂糖で炒める

ニンジンの皮 
ニンジンの皮を太白胡麻油とキビ砂糖で炒める

ニンジンのみじん切り
ニンジンをハンドブレンダーでみじん切りにし、太白胡麻油、オレンジジュースと混ぜる

ニンジンの葉
ニンジンの葉を太白胡麻油でサッと炒める

大澤秀一
1986年、群馬生まれ。「サ・マーシュ」「コム・ン」を経て、2019年の第7回モンディアル・デュ・パンで総合優勝を獲得。現在は群馬・高崎に新ブランド「.BREAD(ドットブレッド)」の開業準備中。
Instagram@shuichi.osawa

(2026年秋の号掲載)
※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。