【セサミロードのおいしいレシピ3】ごまを使った世界のメニューを紹介〜インド・ギリシャ・アメリカ・アジア〜

インド

インド料理で味わうスパイス×ごま油

インドは古くからごまを栽培してきた、ごま大国。食用だけでなく、アーユルヴェーダでもマッサージに生搾りのごま油が使われます。日本では最近、南インド料理が注目の的。こってり系の北インドとは対照的で、すっきりした味わいで、ごま油がよく使われるそうです。家庭でもつくりやすいアレンジで、こんな雰囲気満点のプレートはいかが。

ヨーグルトで爽やか和え物風のサラダ。クミンでちょっとスパイシーに。

白のねり胡麻とヨーグルトは相性抜群、レモンをきかせてさっぱりと。

植物素材だけでつくる、ヴィーガンカレー。カレー粉とココナッツミルクで手軽につくれます。

＊本場のバスマティライスや、ジャスミンライスを添えて。

「カレーはナン派」におすすめ。発酵なし、フライパンで焼けるレシピ。

黒ごまの栄養をたっぷりとれる、ピリ辛のチャツネ。ココナッツやコリアンダー、クミンがきいてます。カレーやライスと一緒に。

＊しっとりタイプの万能ふりかけとして、サラダのトッピングやカルパッチョ、冷奴の薬味などにも使えます。

ギリシャ

ちょっとオリエンタルなごまのパンがおいしそう

ギリシャでは街角のあちこちで見かけるパン。シンプルで、ごまの香ばしさが贅沢。

アメリカ

アメリカもセサミ好き

アメリカでは1930年代頃、セサミオイルは｢食用油の女王｣と呼ばれていたとか。当時、市場をにぎわせていたセサミバターやマーガリン、パンやお菓子を想像しながら、こんなレシピをご紹介します。

バターとごまのフレーバーが醸しだすグルメバター

ほんのり甘く仕立ててスイーツ感覚。

食事パンにたっぷりぬりたい香りとコク。

ヘルシーな植物素材だけでつくる、自家製ヴィーガンマーガリン

豆乳とごまで香ばしくクリーミーに

＊ココナッツオイルは無臭か香りがマイルドなタイプがおすすめ。

ココナッツとごまは相性抜群。ねり胡麻のナッティな香りがアクセント

＊ココナッツオイルは無臭か香りがマイルドなタイプがおすすめ。

ポキはハワイと日本の味の融合

マグロなどのお刺身をごま油で和えたポキはハワイの代表的な料理。もともとハワイでは生で魚を食べる習慣がありましたが、日本からの移民のアイデアでごま油で味つけするようになったとか。ごま油の香りが食欲をそそるので、おかずにもビールのつまみにもおすすめ、ごはんにのせたポキ・ボウルも人気です。

アジア〜アジアを感じるごま油レシピ3品〜

韓国

ごま油をたっぷり使う韓国で、やっぱり極めつきはこの一品。香ばしいごま油を堪能！

ホウレン草のナムル
ホウレン草1/2束はゆでて水気を切り、食べやすい大きさに切る。塩少々、圧搾純正胡麻油濃口小さじ1で和える。

ニンジンのナムル
ニンジン大1/3本をせん切りにし、圧搾純正胡麻油小さじ1で炒め、塩少々で味を調える。

モヤシのナムル
豆モヤシ1/2袋をゆで、塩少々、太香胡麻油小さじ1で和える。

ゼンマイのナムル
ゼンマイ水煮100gを食べやすい長さに切り、圧搾純正胡麻油小さじ1、醤油小さじ1、ニンニクすりおろ し1かけ分、 塩少々とともに炒め煮する。

牛肉そぼろ
牛ひき肉 150gを圧搾純正胡麻油大さじ1で炒め、醤油、酒、みりん各大さじ1、砂糖小さじ1 を加えてさらに炒める。

中国

シンプルで味わい深い、小麦粉の揚げ菓子。日本には奈良時代の頃に、唐菓子と呼ばれた揚げ菓子が中国から伝わってきたといわれています。

日本

いま日本で一番愛されているごま油レシピは、焼肉店や居酒屋でおなじみのコレ!?ごま油の香り、塩昆布のうまみと塩味で味つけが完結する、いわば究極の時短やみつき料理。

（2020年夏の号掲載）
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