特集沖縄テロワール

2026.07.28

ゴ・エ・ミヨで評価される「あーすん」の小林拓真シェフ直伝、沖縄の香りあふれる2品の島レシピ


島キュイジーヌ「あーすん」

レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」に4年連続で掲載されるレストラン「あーすん」。小林拓真シェフは県外から移住し、産地に足を運ぶうちに、沖縄の食材の魅力に気づいたといいます。「小さい島ですから、すぐにどこの畑にも顔をだせます。この距離感の近さが料理人としてはたまらない」。

シグネチャーの前菜「県産旬野菜」は、多彩な調理法と調味で島の素材を鮮やかに紹介。

「今帰仁アグー ガストリックソース」は肩ロースのローストにターンム(田芋)のドフィノワ風を添える。稀少な今帰仁アグーを堪能できる。

沖縄の香りあふれる2品のレシピ

小林シェフがおしえてくれたレシピは、夏に旬を迎えるゴーヤのスパイスマリネと、豚のダシでつくるチラ汁。太白胡麻油が素材の風味を引きだします。

ゴーヤのスパイスマリネ

サラダ感覚で食べられる沖縄名物「タコライス」に、ひと手間かけてスパイシーなゴーヤのマリネをトッピング。手に入れば、スパイスも現地のものを使うと本格テイスト。ビールのアテにもいけます。

RECIPE

ゴーヤのスパイスマリネ

材料/つくりやすい量

ゴーヤ … 150g 太白胡麻油 … 50g からし菜シードかマスタードシード … 6g ニンニク … 10g ショウガ … 10g うっちんパウダー … 少々(またはカレーパウダー … 小さじ1/4) 塩 … 小さじ1/2弱 酢 … 大さじ1

  1. ゴーヤは縦半分に切り、種とワタをきれいに取る。1cm角に切る。
  2. 太白胡麻油とからし菜シードを中火にかけ、パチパチ弾けだしたらフタをし、弱火で音が小さくなるまで加熱して香りをだす。
  3. みじん切りにしたニンニク、ショウガを加え、弱めの中火でほんのり色がつきはじめるまで香りをオイルに移すように炒める。
  4. 火をとめ、うっちんパウダーと塩を入れて20秒ほどおき、酢を加える。
  5. ①を入れてふたたび火にかけ、時々混ぜながら火が通るまで炒める。

◎あら熱がとれた頃が一番おいしい。

チラ汁 フーチバーの香り

豚頭肉をていねいに煮てつくるスープ「チラ汁」はお店の定番。豚肉を大切に食べる沖縄の習慣をオマージュした一品です。薬草野菜のフーチバー(ヨモギの一種)と太白胡麻油でつくるフレーバーオイルの甘くほろ苦い風味が味のまとめ役。

レシピはこちらから
http://gomashiki.gomaabura.jp/content/uploads/2026/07/web_gomashiki160_earthen_260618.pdf

SPOT

あーすん

所在地:沖縄県那覇市金城5-13-5
電話:098-851-5360
営業時間:12:00~15:00(13:30最終入店)、18:30~23:00(20:00最終入店)
定休日:日、月

https://earthen-okinawa.com/
ランチはコース3600円~のほか、アラカルトもあり。ディナー8300円~。コースは要予約

(2026年夏の号掲載)
※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。