特集四国にキュン。

2023.06.13

山、海の食材の宝庫、高知。銘菓、スイーツ、中華、辛うまラーメン、わざわざ行きたいグルメの数々


土佐はいつでも青い海と清流とともに

ごまがおいしい!と聞けば、「ごま油の四季」編集部は日本全国どこであろうとそこを目がけて飛んでいきます。今夏、注目しているのは四国。その名の通り、香川、徳島、愛媛、高知の四県があり、人も食も、そして土地が醸しだす雰囲気もそれぞれ個性的です。ごまを巡る四国の旅は、すばらしい食材に恵まれ、うどんあり、ラーメンあり、スイーツ、中華、天ぷらあり… とバラエティ豊か。味わいはどことなくやさしく、ちょっと甘口な風味が記憶に残ります。出会いや笑顔に感謝し、おいしい四国特集をお届けします。

一度食べたら、忘れない!高知、攻めの美味

青柳

初夏の候に新登場です。銘菓「土左日記」黒ごまあん

高知銘菓にとどまらず、四国随一の知名度を誇る「青柳」の土左日記。昭和29(1954)年から長年にわたり、土産菓子として親しまれてきました。これまでに季節限定で人気を博してきた秋のしまんと栗あん、春のいちごみるくあんに続き、6月1日に新発売となるのが待望の「黒ごまあん」です。
「だれもが好きなごまの親しみやすさと、健康なイメージを土左日記に重ねました」と代表取締役社長の和田泰三さん。ごまの風味を満喫しつつ、和菓子らしく上品な味わいにするため、職人が試作をくり返したという逸品。黒いり胡麻と黒すり胡麻、芳しい太香胡麻油、白すり胡麻を塩梅した、味わい深い黒ごまあんがたっぷりです。

おいしさ解剖

柔らかいひと口サイズの求肥もち
パクリと口に入る大きさがお茶うけにぴったり。

ツヤツヤ、しっとり黒ごまあん
太香胡麻油が生む長い余韻と、ツヤのある上品な黒ごまあん。

香ばしい口当たりのホロホロそぼろ
このそぼろは砕いた最中の皮。よくみると大、小、粉末状の3つの大きさがあり、これが食感の妙を生む。

意匠が豊かな包装紙が目を引く、土左日記 黒ごまあん6個入り648円、10個入り1080円。「土左日記」は平安時代に土佐国の国司だった紀貫之により著された日記文学。

SPOT

青柳 はりまや橋本店

所在地:高知県高知市はりまや町1-4-1 1F
電話:088-861-6066
営業時間:10:00~18:00
休業日:無
https://www.tosa-aoyagi.com/
土左日記は直営店や空港、駅、道の駅などで販売。直営店で販売する焼きドーナツやシフォンケーキには太白胡麻油を使用。ウェブサイトにオンラインショップあり

モンプレジール

あの「ミレービスケット」がおいしいロールケーキに変身

高知のソウルフード「ミレービスケット」。甘じょっぱい味がたまらなく、一度食べると忘れがたいこのおいしさの変化球としてミレーサンドやミレーロールを生みだしたのが、高知市内で人気のパティスリー「モンプレジール」です。
ミレーロールの発売は6年前。もとはミレーサンドの製造工程で割れなどのチップがでるのを捨てずに生かした、もったいない精神のお手本のようなスイーツなのです。チップはチョコレートでコーティングして湿らないようにし、ミルキーな生クリームとともにスフレタイプの生地で巻いています。甘さのなかにひそむ、ミレービスケットの塩味が独特の味覚。夏は半解凍でひんやり食べるのもオススメです!

これがミレービスケット

高知のソウルフード
高知市内の「野村煎豆加工店」が製造販売している、昭和30年代から愛されてきたビスケット。豆を揚げた油をブレンドして使うため、素朴な味わいながらうまみがあり、甘いけれどしょっぱい、あとを引く香ばしさが特徴。
ミレーサンドも人気
野村煎豆加工店とモンプレジールの合作で生まれた、ミレービスケットの次なるおいしさを生みだしたロングセラー。サンドするチョコクリームはホワイト、抹茶、ゆずなど多彩。
ミレーちゃんのボックス入りでおもたせにもなる逸品。
ミレーロールは店舗でも冷凍で販売。イートインも可。ロール生地が冷凍・解凍してもふんわりしているのは、太白胡麻油を配合しているから。
ミレーサンドやミレーロールを生みだした、モンプレジールのオーナー森田公美子さん。

SPOT

モンプレジール

所在地:高知県高知市若松町1701
電話:088-855-6248
営業時間:10:00~19:00
休業日:木
https://monplaisir.co.jp/
ウェブサイトにオンラインショップあり(ミレーロール・プレーン、チョコ各3083円)

弥栄園(みいろんゆん)

無添加、無化調で体が元気になる中国料理

中国料理で無添加、無化調(化学調味料)をうたう「弥栄園」が高知市内に開店したのは2018年のこと。「人間は食べるものでつくられるという意識を強くもち、心身健康で元気になれる中華料理にチャレンジしたかった」と、オーナーシェフの染谷和希さんはいいます。幸いにも高知は山海の食材の宝庫。四季の恵みをそのままに生かし、香辛料やごま油で少しだけサポートしながら、食材の持ち味を引きだす調理を心がけています。

たっぷりの生姜ソースが決め手!
蒸し鶏の生姜ソース(950円)は、うまみがしっかりした四万十鶏の上に、想像を上回るほど大量の生姜ソースがのって登場。「竹本油脂の太白胡麻油は乳化しやすく、とろりとなめらかで、ショウガの味わいもまろやかに。ショウガ本来の美しい黄色に仕上がるのも太白胡麻油ならでは」。
和牛挽き肉入り四川麻婆豆腐(1400 円)は、炒めの最後に香りが強い純正胡麻油と自家製ラー油を入れる。力強くもきれいな味。
干し貝柱の炒飯(1400 円)。無添加、無化調ゆえ、香りの強いごま油を使うと料理が負けてしまう。そこで染谷さんが使うのが、太白胡麻油10対太香胡麻油9の割合で合わせた、ふわーっと香りがするブレンドごま油。
「無化調の調理は5秒のズレでも味に影響がでるので、つくり手としてはハード」と染谷さん。リピーターのファンが多い。

SPOT

弥栄園(みいろんゆん)

所在地:高知県高知市はりまや町2-3-16 岩井ビル1F
電話:088-861-3615
営業時間:11:30~14:00(13:30L.O.)、17:30~21:30(20:45L.O. )
休業日:月、金ランチ、ほか不定休あり
https://mirongyuan.com/

高知 麺マップ

自由軒

辛い!うまい!やみつきの激辛

高知市内から車で1時間半、わざわざ行っても後悔しない味噌カツラーメンの名店。大将の山地文博さんが愛情込めてつくるラーメンは、週末には500杯売れるほどの人気。夏に汗ダクで食べたいのが、同商品と並んで人気トップのゲキ辛みそラーメンです。辛味噌ベースのスープの仕上げは、一面の純正胡麻ラー油。辛い!けど、やみつきになるおいしさ満点。

ゲキ辛みそラーメン
辛っ、タマらない!
鶏スープを特製の辛味噌で味つけし、ミンチ肉、ニンニク、玉ネギ、白菜を入れて煮立てたとろり乳化系スープに、仕上げは純正胡麻ラー油。ものすごく辛いが、うまみがあり、まろやか(830円)。

SPOT

自由軒 本店

所在地:高知県高岡郡越知町野老山(ところやま)2882
電話:0889-26-0198
営業時間:11:30~20:00
休業日:月、第2 火(月曜が祝日の場合は翌日休)
https://ramen-ziyuuken-grupe.crayonsite.net/

(2023年夏の号掲載)
 ※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。