特集進化形のやすらぎスイーツ

2022.02.03

【なごみのおやつスイーツ3】太白胡麻油がおいしさを生むスイーツ2店、東京「パティスリー85」と鎌倉「カカオハナレ」


知る人ぞ知る穴場の「パティスリー85(ハコ)」

絶品シュークリームがマスト。太白胡麻油スイーツの宝箱

2019年に銀座からほど近い新富町にオープンした「パティスリー85(ハコ)」。開けるとサプライズなおいしさが飛びでてきそうな四角い“ハコ型”スイーツ各種をはじめ、親しみのある定番系焼き菓子が豊富にそろっています。一番人気のシュークリームなど、ほとんどのお菓子の生地には太白胡麻油とバターを併用しているのが特徴。太白胡麻油の軽さとバターのほのかにミルキーなコクのバランスがよく、毎日食べたくなるおやつ感覚のおいしさを生みだしています。

シュークリーム(350円)は、太白胡麻油を入れたシュー生地を温度を変えながら時間をかけて焼き、まるでパイのようにサクサクに。想像を超える軽い食感と、絞りたてのとろけるクリームの対比がたまらない。
上左)グラノーラスパイスクッキー、上右)ほうじ茶クッキー(各300円)、下右)ブラックペッパークッキー(1袋330円)、下左)ドレンチェリークッキー(3枚入り280円)。抗酸化性が高い太白胡麻油を入れた焼き菓子はおいしさが長持ち◎。
左奥)しっとり系のキャロットケーキ(430円)、手前)レモンケーキ(400円)、右)ガトーショコラ(500円)。コーヒーや自家製ジンジャーエールなどのドリンクとともにイートインもOK。
左奥)フィナンシェ(4個入り330円)、左手前)チョコフィナンシェ(同380円)、右)ハコケーキ・いちじく(250円)。ハコケーキは4cm角の一口サイズでキュート。ほろりと口溶けが軽く、季節で変わるフィリングも楽しみ。ギフト用缶ボックスもある。
製菓学校の講師や国内外のスイーツの企画開発を手掛けるオーナーの麻生美和子さんが、焼き菓子のおいしさを追究して長年使っているのが太白胡麻油。

投稿を表示

SPOT

pâtisserie 85

所在地:東京都中央区新富2-4-3 京橋ダイヤモンドマンション1F
電話:080-8421-0483
営業時間: 12:00~18:30
休業日:日、ほか不定休あり
https://peraichi.com/landing_pages/view/patisserie85/

鎌倉MAISON CACAOの和の情緒を感じる「ハナレ」

モナカやどら焼きで楽しむ。お茶とカカオのペアリング

アロマ生チョコで有名な「MAISON CACAO」の姉妹店として、2020年に鎌倉の長谷にオープンした「カカオハナレ」。その名の通りちょっと“離れ”的な存在で、オーナーショコラティエの石原紳伍さんが日本各地の旅先で出会ったお茶とチョコレートのマリアージュを楽しむのがコンセプトです。和のテイストにあふれるアイテムはハナレの店頭限定品ばかり。同じ鎌倉エリアには鎌倉小町本店や系列のCHOCOLATE BANKもあるので、メゾンカカオのショップめぐりのプチトリップはいかが。

ハナレモナカ(432円)は、フィリングがエアチョコなのがハナレ風。ほうじ茶、抹茶、ジャスミン茶が口溶けのいいエアリーなチョコレートに練り込まれ、食感のアクセントにライスパフも入っている。常温で2週間日持ちし、4個入りギフト箱もあり。年末に和紅茶などの限定フレーバーも登場予定。
ハナレの生どら焼き(432円)は生地にみりんや太白胡麻油を入れ、銅板で焼く本格派。しっとり、ふわふわでパンケーキとどら焼きの中間のようなテクスチャー。生クリームはオリジナルのカカオビネガーを入れ、ヨーグルトのようなさっぱり風味に。
コロンビアにカカオの管理農園をもつなど、石原さんの活動はグローバル。日本人になじみのある生チョコを世界に向けて発信する。

SPOT

カカオハナレ

所在地:神奈川県鎌倉市長谷1-15-9
電話:0467-50-0288
営業時間:10:00~17:00
休業日:月
https://maisoncacao.com/
店先にベンチがありイートインできる

(2021年冬の号掲載)
 ※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。