特集進化形のやすらぎスイーツ

2021.12.09

【午後の紅茶×マルホン胡麻油】どちらも35周年!午後の紅茶とごま油で作るアフタヌーンティーテリーヌ


貴婦人のようなアフタヌーンティーを、ティーテリーヌとともに

おめでとう「午後の紅茶」35周年

午後の紅茶は2021年に35周年を迎えました。日本初のペットボトル入り紅茶飲料として*1986年にデビュー、甘さ控えめでリーフティーの本格紅茶の味わいを楽しめるのは画期的なことでした。
午後の紅茶のロゴには、美しく微笑む貴婦人のイラストが描かれていることをご存じですか? この女性は19世紀初頭にアフタヌーンティーの習慣をイギリスに広めた7代目ベッドフォード公爵夫人アンナ・マリアがモデル。午後の紅茶という商品名には「日本にも紅茶の本場イギリスのように、紅茶を楽しむ習慣を根づかせたい」と願う想いが込められているのです。
実は「ごま油の四季」も午後の紅茶と同じく1986年に創刊し、今年で35周年。同じ年数を歩んできたお祝いの気持ちを込めて、午後の紅茶&ごま油でおいしく楽しめる渡辺麻紀さんのティーテリーヌのレシピをご紹介します。

*(株)食品マーケティング研究所調べ(1986年当時の主要飲料販売メーカー及び製罐メーカーを対象としたヒアリング調査による)

サヴァラン風のベリー紅茶ゼリー

クリアなストレートティーで、フルーティなゼリーのサヴァラン仕立て
レモンティーとごま油の香るシロップをたっぷりとかけて

RECIPE

サヴァラン風のベリー紅茶ゼリー

材料/7cm×18〜20cm×高さ7cmパウンド型1台分

スポンジ生地(市販品でOK)…適量 午後の紅茶 ストレートティー…300ml アガー…10g グラニュー糖…大さじ1 イチゴ(小)…10個 フランボワーズ…15個 ブルーベリー…30個 シロップ[午後の紅茶 レモンティー…100ml 圧搾純正胡麻油…小さじ1 オレンジリキュール(またはキルシュ酒)…好みで小さじ1~2]

  1. スポンジ生地を厚さ5mmにスライスし、型の全面の大きさに合わせてカットする(側面4枚、底面、上面)。型の底と側面にそれぞれ貼りつける。
  2. 小鍋に午後の紅茶 ストレートティーを入れて軽く沸かし、あらかじめよく混ぜたアガーとグラニュー糖を加える。火をとめ、透明になるまで泡立て器で混ぜる。
  3. ②をボウルに移して氷水にあて、ゴムベラで静かに混ぜながら室温まで温度を下げてゆるく固める。ヘタを取ったイチゴ、フランボワーズ、ブルーベリーを加える。
  4. 型に流し入れ、上面に①のスポンジ生地をかぶせる。ラップをして冷蔵庫で5~6時間冷やし固める。
  5. シロップの材料を合わせる。
  6. ④を型からだして紙をはがし、⑤の半量を全体に回しかけてスポンジ生地に吸わせる。残りのシロップは食べる時にお好みで。

◉ごま油と柑橘類は相性抜群です。シロップからレモンのさわやかな香りとごま油の香ばしいフレーバーが上品にただよいます。

ミルクティーのセミフレッド

ミルクティー、白黒2色のねり胡麻、あんこのトリオがやさしく抱き合うひんやりセミフレッド
シャキシャキの軽い食感がクセになりそう

RECIPE

ミルクティーのセミフレッド

材料/7cm×18〜20cm×高さ7cmパウンド型1台分

あんこ玉[白あん…200g コクと香りのねりごま 白…10g 純ねり胡麻 黒ソフトパウチ…10g] サワークリームかギリシャヨーグルト…50g グラニュー糖…30g 生クリーム…200ml 午後の紅茶 ミルクティー…200ml

  1. 白あんを100gずつに分け、それぞれコクと香りのねりごま 白、純ねり胡麻 黒ソフトパウチを混ぜる。白、黒どちらも大小をつけて13個ずつ丸める。大は直径1.5cm、小は直径1cmが目安。
  2. サワークリームとグラニュー糖をすり混ぜる。
  3. 生クリームを8分立てにし、②に加えて混ぜ、午後の紅茶 ミルクティーも加えて混ぜる。
  4. ③をアイスクリーマーにかける(または容器に入れて冷凍庫で冷やし固め、縁が固まってきたら手早くスプーンなどでかき混ぜて冷凍庫にもどす。これを4、5回くり返しながらなめらかに凍結させる)。
  5. 型(底と側面に紙を敷く)に④の1/3量を入れ、①のあんこ玉をバランスよくおき、軽く押し込む。④の残りをすき間ができないよう軽く押しながら詰める。ラップをして冷凍庫で4~5時間冷やし固める。

◉口のなかでセミフレッドが溶けだし、あんこ玉ととろけるようにひとつになると、どこかなつかしさを感じるテイストに。あんこ玉の白黒2色のねり胡麻が奥深い味わいを生みだします。

午後の紅茶は地球にも、人にもやさしい

免疫ケアを意識した新商品から、日本国内・海外に向けた支援プロジェクトまで

午後の紅茶は定番のストレートティー、ミルクティー、レモンティーのほか、微糖タイプや無糖タイプ、秋冬向けのホット用など多彩な顔ぶれ。さらに2021年10月にはプラズマ乳酸菌入りのミルクティープラスも新登場。ますますおいしさも、ラインナップも進化しています。
紅茶を通じた社会貢献にも取り組み、茶葉の生産地スリランカの紅茶農園が持続可能な農園認証を取得するための支援や、学校への図書寄贈がそのひとつ。日本国内では「午後ティーHAPPINESSプロジェクト」を始動し、売り上げから復興支援に寄付をするなど継続的な活動を続けています。

(2021年冬の号掲載)
 ※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。