特集魚食の口福

2023.02.02

毎月3日から7日は「魚の日」。魚介がおいしくて箸がとまらない「ごまバタ鍋」の魅力をご紹介


さかなの日にぜひ!タウリンで元気!まろみと香り立つ「ごまバタ鍋」

毎月3日から7日が「さかなの日」に制定されました。マルホン胡麻油と「ごま油の四季」はさかなの日を応援すべく、もっと魚を食べたくなる鍋のレシピを考案しました。
それはシジミダシベースに白味噌で味つけし、ごま油&バターをダブル使いした濃厚鍋。おいしさの秘密は2回に分けてごま油とバターを入れることで、はじめはスープの調味と、乳化をうながしてまろみをだすため。そして鍋の煮あがりにもう一度加え、香りを立たせます。
なめらかなテクスチャーのスープで、タラや白子、鮭、帆立に火を通し、長ネギはクタクタに、大根はジューシーに。魚介のうまみと相まったスープで締めの雑炊をつくれば、大満足のフィニッシュです。

ごま油とバター、この最強コンビにかなう味わいがあるわけない

RECIPE

ごまバタ鍋

材料/4人分

【スープ】シジミ…200g 水…400ml 白味噌…100g 塩…小さじ1と1/2~2 醤油…少々 A[バター…20g 圧搾純正胡麻油…20g] B[バター…10g 圧搾純正胡麻油…20g] 【具】長ネギ…6~8本 大根…1/2本 花ビラ茸など…1パック タラ…4切れ タラ白子…200g 鮭…4切れ 帆立貝柱…4個 【締めの雑炊】コクと香りのねりごま 白…大さじ2 ごはん…適量 ホウレン草…適量 【追い薬味】酒盗…適量 ごま油屋のラー油…適量

  1. 長ネギは斜め薄切りに、大根は短冊切りにする。キノコは食べやすく分ける。ホウレン草は食べやすく切る。
  2. タラとタラ白子は軽く湯通しする。
  3. 土鍋にシジミと水を入れて煮だし、シジミのダシをとる。シジミはそのまま具にしても、取りだしてもお好みで。
  4. 3に白味噌、塩、醤油を入れ、Aのバターを入れ、バターが溶けたら圧搾純正胡麻油も加える。
  5. 大根と長ネギを敷き詰めるようにたっぷり入れ、キノコと魚介類をのせて煮る。火が通ったら、仕上げにBのバター、圧搾純正胡麻油を加える。
  6. 締めの雑炊は残ったスープにコクと香りのねりごま 白を加え、ごはん、ホウレン草を入れて軽く煮る。
コツ1:はじめにシジミをしっかり煮だして、タウリンたっぷりのスープをとる
コツ2:バターが溶けたら、圧搾純正胡麻油を注ぐ。乳化しておいしそうなとろみがでる
コツ3:白味噌で味はキマっているが、酒盗とラー油の追い薬味で味わいの新境地へと

追い薬味でパーフェクト

コツ4:雑炊はねりごまのコクも加わり、リゾットのようにクリーミー
スープをとったシジミは、醤油、ごま油屋のラー油、小ネギ、ニンニクすりおろしをかくし味に少量で和えると、即席シジミの醤油漬け風の一品に。捨てるところなくおいしくいただきます!

毎月楽しみ!さかなの日

日本は長いあいだ魚食文化の国でした。寒流と暖流が交わる海には3700 種もの魚がいる恵まれた環境で、全国にはさまざまな漁業が根づいています。ところが世界では魚介類の消費量が増加しているにもかかわらず、日本人の消費量はこの20 年で年々減少。そこで水産物の消費拡大を推進するために水産庁が2022年10月に制定したのが、毎月3日から7日の「さかなの日」です。とくに毎年11月の3日から7日は「いいさかなの日」として強化週間になります。 さかなの日のコンセプト第1弾はSDG s。水産物は元来、地球に負担をかけない持続可能な資源です。魚食を選ぶことはサステナブルな消費行動につながり、おいしい魚を次の世代へ継ぐために欠かせまん。そんな想いを込めて、さかなの日は今後官民協働でプロジェクトが展開されます。
https://sakananohi.jp/

(2022年冬の号掲載)
 ※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。