シリーズ連載やみつきごはん

2025.12.25

お雑煮


「100年先の将来に向かって、料理人としてどのような料理を伝え残したいですか?」「100年後にも食べたい料理は何ですか?」 そんな問いかけに、笠原さんが4品のレシピとともにその想いを語ってくれました。

やみつきごはん 連載第34回

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたひとつの決め手は、日本人全員が正月にお雑煮を食べる習慣だったらしい。100年後も、お正月はみんながお雑煮を食べる日本であってほしい。

RECIPE

お雑煮

材料/2人分

鶏モモ肉…150g A[酒、みりん、醤油…各大さじ2 砂糖、太香胡麻油…各小さじ1] シイタケ…2枚 長ネギ…1/3本 三つ葉…2本 黄柚子の皮…少々 B[ダシ…600ml 酒…大さじ1] カマボコ…2切れ(厚さ5mm) 餅…2切れ

  1. 鶏肉は小さめの一口大に切る。
  2. 鍋にAと①を入れて中火にかけ、炒り煮にして火を通す。
  3. シイタケは軸を切り落とし、傘に十字の切り目を入れる。長ネギは長さ4cmの細切りにする。
  4. 三つ葉はさっとゆがいて冷水にとり、ゆるく結ぶ。黄柚子の皮は白ワタ部分をそぎ落とし、長さ3cm、幅5mmに細長く切り、片端を切り離さないように切り目を入れて松葉形にする。
  5. 鍋にBを入れて火にかけ、シイタケを入れてさっと煮る。
  6. ②を煮汁ごと味をみながら加え、長ネギ、カマボコを入れてさっと煮る。
  7. 餅をオーブントースターなどで焼く。
  8. お椀に⑦を入れ、⑥を注ぐ。三つ葉、黄柚子の皮をあしらう。

◉笠原家の関東風お雑煮です。

笠原将弘(賛否両論)

【やみつきの一言】
100年先にもごま油を使ってるだろうね

SPOT

賛否両論

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東京・恵比寿、名古屋に店を構える賛否両論。チャンネル登録100万人超のYouTubeチャンネル「笠原将弘の料理のほそ道」で、料理の楽しさにハマる人多し。
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(2025年夏の号掲載)
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