特集フードテックとおいしい、やさしい未来

2022.11.08

【マルホンフードテック3】マルホン胡麻油の原点はアフリカのごま。産地に感謝の気持ちを込めて


マルホン胡麻油の450gボトル1本分を搾るために必要なごまは、なんと約40万粒。気が遠くなりそうな量のごまをていねいに圧搾製法で搾り、みなさまにお届けしています。
原料のごまの産地は、アフリカの約20ヵ国。発展途上にある現地では、今でも播種から収穫などすべての作業は手作業。住環境や医療体制などに恵まれない状況下でごまは栽培されています。
マルホン胡麻油は高品質なごまを長きにわたり安定して栽培してもらうために、産地や農家に対するサポートを一昨年からさらに強化し、現在は東アフリカのタンザニアとマラウイで活動しています。
タンザニアは世界有数のごま産地。マルホン胡麻油の原料ごま使用量としてもトップです。深刻な水問題に悩む同国のごま産地のドドマ地区に、今年7月、井戸を設置しました。
また、アフリカでも最貧困とされるマラウイでは、チクワワ地方に建設されたヘルスセンターのために、救急車輌と医療機器を今年8月に提供します。
これらのプロジェクトは単発で終わらず、今後も継続的に産地への支援を続けていきます。

タンザニア

片道数時間かかる水くみが日課というほど、タンザニアの水問題は深刻。井戸の設置により、ごまの産地の生活基盤の拡充を願う。

井戸の完成式では、現地の生産者と家族が民族音楽を奏でながらお祝い。

マラウイ

アフリカでも最貧国とされるマラウイは、将来的なごまの有望産地。ヘルスセンターに帰着する救急車輌の寄贈が、地域の多くの人の健康支援につながる。

マラウイは生産量こそまだ多くないものの、良質なごまを生産する。

(2022年秋の号掲載) 
※掲載情報は取材時点のものとなり、現在と異なる場合がございます。