特集100年先の未来

2026.01.08

AIが考えた未来のごま③ 嗅覚は感情の扉。AI自動最適化の世界で、香りをハンコのような印にする


竹本油脂は2025年で創業300周年を迎え、次なる100年後に向かい新たなスタートを切りました。世界が猛スピードで進化するなか、ごま油は未来に何ができるのか。AIとの対話から将来の道筋を考えてみました。協力/(株)アマナ

ハンコ[Hanko]

プロンプト

100年後、ごま油の価値観に変化はある?

AIが考えた未来

「香りのハンコ」。大事な節目に、ごま油を“儀式のしるし”にするかも。

100年後の生活はAI自動最適化が前提となり、むしろ人の所作を欲するようになると予測。買物、調理などが摩擦ゼロで進む一方、選択の実感や関与の痕跡が希薄化し、人は主体性と共同性を回復する“小さな儀式”を欲し、その行為に価値を見いだすようになる。日本にはハンコや寺社の御朱印といった“印”と、香りを用いて心身を整える香道のような“香”で節目をきざむ文化があり、「香りで印を残す」発想が出現するかもしれない。

Overview

  • 油は“香りをとどめる媒体、痕跡を残す素材”であり、ごま油も古代から灯火・儀礼などで使われてきた
  • 通過儀礼に1滴添えて、たとえばこんな使い方:小瓶から和紙や短冊に1滴したためる→日付や名前、ひと言を書き添える→乾かしてアルバムや記念箱に保管
  • 嗅覚は記憶、感情と直結し、穏やかに残るため、香りを伴う最小行為(1滴)が節目のスイッチとして普及
  • 写真やテキストだけでは残らない空気(香り)まで記録できる。自分の手で行う行為ゆえに、共同体感や儀式感がでる

(2025年冬の号掲載)
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